認知症による脳細胞の破壊と意思能力

 

認知症とは脳の細胞が破壊され、意思能力などの認知機能に障害が生じる病気です。
この病にには様々な型のものがあり、最も多い型がアルツハイマー型です。

 

アルツハイマー型認知症の仕組み

アルツハイマー型認知症では、脳にタウ蛋白やβアミロイドという有害物質が溜まり、脳の細胞を破壊していきます。脳細胞が損傷されるために、意思能力に支障が出ます。

 

脳細胞が損傷されるために意思能力などに支障が出るのが、一般的なアルツハイマー型の症状ですがアメリカにおいて脳はアルツハイマー型の認知症でしたが症状が出なかった人の事例があります。

 

 

症状が出ない人の例

その症状が出なかった人は高齢のシスターですが、生前は意思能力などの認知機能がしっかりしていました。しかし、そのシスターが亡くなった後に脳を解剖してみた結果、脳にタウ蛋白やβアミロイドが溜まっており、かなり進行した認知症の脳でした。

 

このことは、このよう考えられています。すなわち、このシスターの脳はタウ蛋白やβアミロイド等の有害物質により、かなり脳細胞は破壊されており、かなり進行した認知症だったけれど、他の正常な脳細胞が破壊された脳細胞に代わり機能していたと考えられています。

 

このように考えると認知症の予防には、タウ蛋白やβアミロイドを溜めないことが一番ですが、溜めてしまっても他の脳細胞が代わりに機能することから、他の脳細胞を活性化させる働きかけを日頃から行っておくことが大切です。

 

脳を活性化させる方法

脳を活性化させるために働きかける方法はさまざまありますが、その1つに学習療法があります。繰り上がりの無い単純な計算や音読をすることによって前頭葉の血流が促進されることが福島大学の研究で明らかになりました。

 

そこで単純な計算や音読をすることによって前頭葉の血流を促進させて、認知症を予防する取り組みが福島大学と学習塾の公文が共同で行っています。

 

結局のところ、認知症を予防・改善するには、脳の血流を良好にすることが重要です。学習療法はそのための手段の1つです。