認知症の初期症状、眠気について〜早期に見抜くことが大切

脳の神経細胞が疾患や加齢、また特定の原因物質などによって機能低下を起こし引き起こされるのが認知症です。

 

脳の神経細胞は、私たちの生活においてとても重要な役割を果たしています。そのため認知症になると、様々な症状が引き起こされます。代表的な症状としては記憶や見当識に対する障害、感情障害などが挙げられます。そしてそれが進行していくと徘徊や介護拒否、日常生活動作に対する不全などが出てくることもあります。

 

ただし昔に比べると認知症は、症状の進行を食い止めたり、その程度を改善することが可能になってきている病です。そのためには早期発見が必要不可欠であり、早期発見のためには初期症状を見抜くことが重要です。

 

 

認知症の気づき方

認知症の初期症状としては頻繁な物忘れ、程度の酷い物忘れ、また性格や生活習慣の極端な変化などが挙げられます。しかしこうしたわかりやすい症状ばかりが出てくるとは限らず、わかりにくい、認知症が原因なのかどうかが見抜きにくい症状が出てくることもあります。

 

 

強い眠気が頻回にある場合は注意

そのひとつとして挙げられるのが眠気、特に日中の強い眠気です。まずある程度、年齢を重ねてくると日中に眠気を覚えることはそれほど珍しいことではなくなってきます。また若い人であっても、体力や体調によっては日中に眠気が出てくると言うことはあり得ることです。

 

こうしたことから、これを認知症の結びつけて考えることは少ないのですが、まず若年層の場合、若年性アルツハイマー型認知症であることが疑われます。この場合、初期症状として眠気だけに留まらない睡眠に対する障害が出てくることが多いのが特徴です。ですから、本人はそうするつもりないのにいつの間にか生活リズムが乱れてきている、そしてそれを改善するのが難しくなってきていると感じた場合は、医療機関に相談することが望ましいです。

 

 

その他の周辺症状が出ていないか?

次にそれ以外の認知症の場合には、やはり他に初期症状が出てきていないかどうかという点が、ひとつのポイントです。また日中の眠気だけではなく、夜間に頻繁に目が覚めるとか、入眠が難しいと言った睡眠障害が出てきている場合にも、一度、医療機関に相談することが望ましいです。